専門職転職を狙って今から準備!事務職からスペシャリストになれる資格5選

事務派遣で働きながら、いずれは専門職へ転職したい人に向けて、さまざまな業界で役立つ資格を紹介しましょう。業界未経験から専門職へ転職する際にも、業務に直結する資格はアピールできるポイントになります。

この記事では、事務派遣からスペシャリストになれる資格5つと、取得によってめざせる仕事を紹介します。事務派遣から専門職への転職・キャリアアップをめざす人は、ぜひご一読ください。

事務派遣からスペシャリストをめざせる資格5選

専門性を高められる資格を将来の仕事と転職に活かそう

事務派遣で働くなかで、専門性を高められる資格を取得すれば、将来の仕事や転職に活かすことができます。事務派遣の経験を活かしつつ、将来どんな仕事がしたいか、自分の強みにできそうなスキルは何かを考えてみると、資格の価値がより明確になります。

ここからは、事務派遣からスペシャリストをめざせる資格を詳しく解説します。

①TOEIC

TOEICとは、日常生活からビジネスまで、幅広い場面における英語のコミュニケーション能力をスコアで評価するテストです。

TOEICには「Listening&Reading」「Speaking&Writing」「Speaking」の3種類があります。TOEICの主催団体による調査で、それぞれのテストにおいて中途入社の社員に求めるスコアを公表しています。。

中途社員に期待するスコア
Listening&Reading560
Speaking 110
Writing110

(出典:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」

上記は目安です。スコアが高いほど、転職時に評価されます。

・TOEICを活かせる仕事

・貿易事務
・グローバル部門での営業
・公告
・開発
・大手メーカーでの事務職
・受付、翻訳担当
・英語講師

事務職であっても、英語を用いた業務は、一般事務よりも給与が高い傾向です。商社、貿易関連など海外と関わる事業・サービスに携わりたい人は、TOEICに挑戦して自分のレベルを確認しておいたほうがいいでしょう。

(出典:IIBC「【公式】TOEIC Program」/https://www.iibc-global.org/toeic.html

②マーケティング検定

マーケティング検定とは、広範なマーケティングの基礎知識と応用能力を測定する試験です。マーケティング検定には1〜3級があります。3級から体系的・段階的にマーケティングの基礎を学ぶとよいでしょう。

・マーケティング検定資格を活かせる仕事

・商品企画
・開発、商品マーケティング
・広告宣伝、PR

マーケティング職は実務経験者が優遇される傾向にあるものの、マーケティング検定を取得しておけば、事務派遣から転職する際に本気度が伝わりやすくなります。

(出典:公益社団法人日本マーケティング協会「マーケティング検定」/https://www.jma2-jp.org/marken

③ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、相談者に合わせた家計のアドバイスや、資金計画をサポートするお金の専門家です。FP資格には、下記の3つの種類があります。

FP技能士国家資格。3級〜1級があり、合格した等級により「〇級ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗ることができる。
AFP資格民間資格。基本ルートとして、2級FP技能検定合格+AFP認定研修修了後、日本FP協会へ登録することで認められる。2年ごとの更新制。
CFP資格民間資格。資格取得には、AFP認定者や実務経験といった条件が必要。2年ごとの更新制。

はじめてファイナンシャルプランナーの資格に挑戦する人は、FP技能士2級の取得をめざしましょう。日本FP協会が実施する2級FP技能検定は、AFP資格審査試験も兼ねています。

・ファイナンシャルプランナー資格を活かせる仕事

・税務会計、税理士スタッフ
・不動産
・金融業界の営業事務アシスタントやコンサルティング業

ファイナンシャルプランナーの資格があれば、不動産や銀行、証券といった金融業界への転職に有利です。

(出典:日本FP協会「FP資格取得を目指す」/https://www.jafp.or.jp/aim/

④ITパスポート

ITパスポートは、社会人に必要なITに関する基礎知識を証明する国家資格です。IT知識・技術・経営全般と幅広い知識が問われ、すべての社会人が取得したい資格として位置づけられています。

・ITパスポートを活かせる仕事

・IT関連の事務、オペレーター
・システムエンジニア
・テクニカルサポート、ヘルプデスク

IT関連企業では、求人の応募条件で、ITパスポートを必須としているケースもあります。今後も、企業での重要性が高まると予想されており、IT関連への転職を希望する人はもちろん、IT関連のオペレーターや事務職、データ入力、ヘルプデスクなどの仕事をめざす人はぜひ取得しておきましょう。

(出典:情報処理推進機構「【ITパスポート試験】」/https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/?topbana

⑤証券外務員

証券外務員資格とは、証券会社や銀行員、保険会社などに勤務し、外務員として活動するにあたって必須の資格です。外務員とは、顧客に対して金融商品の販売・勧誘を行う人を指します。

証券外務員資格には6種類あり、このうち一般から受験できる資格が「一種外務員資格」と「二種外務員資格」です。二種よりも一種のほうが難易度が高く、一種外務員資格があると、すべての金融商品の取引が可能となります。

・証券外務員資格を活かせる仕事

・金融機関の営業
・銀行や保険会社のオペレーター
・仮想通貨の運用担当

ファイナンシャルプランナーも金融業界への転職におすすめの資格ですが、証券外務員資格は金融商品に特化しており、ファイナンシャルプランナーはコンサルティングがメインであることが大きな違いです。

(出典:日本証券業協会「外務員資格、外務員登録」/https://www.jsda.or.jp/gaimuin/touroku.html

事務派遣でキャリアを積んで専門職をめざそう

資格取得によって、事務派遣から専門職への転職も叶いやすくなります。

グローバル事業に携わりたい人はTOEIC、マーケティング職をめざす人はマーケティング検定の受験がおすすめです。金融業界をめざす人は、ファイナンシャルプランナーや証券外務員資格を検討しましょう。ITパスポートは、IT関連の仕事ではもちろん、幅広い業界で活かせる資格です。

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