自分の好きな時間に好きな仕事ができる派遣という働き方。
現在派遣の求人数は増えており、キャリアアップ志向、プライベート重視など、自分の希望に合わせた求人を選ぶことが可能です。
途中で切り替えることもできるため、常に自分の思い描く働き方を実現できます。
派遣社員の中でもコールセンター派遣は未経験歓迎の求人が豊富、空調の効いた室内で座りながらの仕事になるため体力負担が少ない、時給が高めとメリットの多い仕事です。
商品やサービスの申し込み・修理の受付といった比較的簡単な仕事から、家電やパソコンの使用方法の案内・トラブル対応、金融関連の問い合わせ対応といった専門的な知識が求められるものまで、業務内容はさまざま。
求人数が多いからこそ、自分のめざす方向性にあった職場を選ぶことが大切です。
今回は、キャリアアップ志向、プライベート重視、それぞれの派遣選びで気をつける点を紹介します。
インバウンド・アウトバウンド、どちらでもキャリアアップ、プライベート重視で働ける
コールセンターにはお客様からの問い合わせに対応するインバウンドと、コールセンターからお客様に電話をかけるアウトバウンド業務があります。
どちらの業務でもキャリアアップをめざすことができますし、プライベート重視の働き方を選ぶこともできます。
お客様の役に立ちたい、幅広い業務を経験したい方はインバウンド、数字でしっかりと成果を評価されたい、短時間でしっかり稼ぎたい方は、アウトバウンドがおすすめです。
キャリアアップ志向の場合
専門性を高める、幅広い業界を経験しオールマイティになる、紹介予定派遣を利用して正社員などの直接雇用を狙う、マネジメントを行うスーパーバイザー(SV)をめざすというルートがあります。
それぞれ詳しく見てみましょう。
専門性を高める
パソコンのヘルプデスクやテクニカルサポート、金融関連は専門的な知識が求められるので、最初から時給が高く設定されています。
これらの業界で経験を積み、知識や対応力を深めていくことで時給交渉が可能になります。
コールセンター側も新人を採用・育成するよりも、経験者に長く働いてもらった方がコストを削減できますし、品質も維持できます。
そのため優秀なオペレーターを手放さない傾向にあり、派遣会社を通じて時給アップの交渉に成功した、契約が途切れない、など安定して働くことが可能です。
オールマイティになる
あらゆる業界でコールセンターの価値が高まっているため、常にオペレーターが不足しています。
どのような業界、どのような内容でもすぐに順応できるオペレーターは評価が高く、高い時給で仕事を得ることができます。
コールセンター派遣なら、正社員として働くことが難しい大企業のコールセンターで働くチャンスも広がります。
多彩な業界で経験を積みたい場合は、派遣会社のコーディネーターに相談し、キャリアプランに応じて適切な求人を紹介してもらいましょう。
紹介予定派遣で正社員などの直接雇用を狙う
派遣社員には、契約が満了した後に次の仕事が見つからない不安がつきまといます。
また正社員のようなボーナスや定期昇給もありません。
紹介予定派遣とは、最長6ヶ月間派遣として働いた後、正社員などの直接雇用をめざせる制度です。
派遣として現場を経験してから正社員になるかどうかを判断すればよいため、イメージと違っていた、自分には合っていなかったといったミスマッチを防ぐことができます。
ただ、派遣期間終了後に必ず直接雇用されるとは限りません。
能力が見合わない、企業風土が派遣社員と合わないと派遣先企業が判断した場合は契約満了とともに終了になります。
また直接雇用が正社員とは限らず、契約社員の場合もあるため注意が必要です。
確実に正社員を狙いたい方は、求人票をしっかりチェックしてください。
スーパーバイザー(SV)をめざす
コールセンターには、10~20人をマネジメントするスーパーバイザー(SV)が存在します。
対応が難しい案件をオペレーターから引き継いで対応する、新人の指導、シフト管理、マニュアルの作成、クライアントとの交渉などのマネジメント業務が中心となるため、給与が高く設定されています。
コールセンターの場合、未経験から誰でもSVをめざすことが可能です。
オペレーターを数年経験した後、SVの求人に応募する、正社員になってSVになるなどのルートがあります。
業務量と責任は増えますが、やりがいも十分にあるSV。
収入を大きく伸ばすこともできるため、ぜひ挑戦してみてください。
職場選びのポイント
どのルートを選ぶにしても、最短距離でキャリアアップをめざしたいもの。職場選びでは次の4点に注意してみてください。
研修の充実度
未経験OKの求人が多いコールセンターでは、就業前に研修が用意されています。
しかし充実度は千差万別。業務の基礎知識だけでなく、ビジネスマナー、敬語の使い方などビジネスパーソンとしての基礎から丁寧に教えてくれるところもあります。
座学の研修だけでなく、ロールプレイングやOJTが充実しているコールセンターなら、研修終了後に初めてお客様と向き合う際もスムーズに仕事に取りかかれるでしょう。
定期的にフォローアップ研修やサポート研修などがある場合はより専門的な知識を身につけられるため、その後のキャリアで有利になります。
研修が充実しているコールセンターは人材を財産と考える傾向が強いため、長く働きやすいのも特徴です。
資格取得支援制度があるか
派遣会社によっては資格取得支援制度が設けられていることがあります。
教材や受講料の費用補助、受験料の補助など内容はさまざまです。
オペレーターのスキルアップとして、コールセンター業務の知識やスキルを認定するコンタクトセンター検定試験のほか、秘書検定やパソコン検定(P検定)などがおすすめです。
コールセンターでも資格取得制度がある場合もあります。
働きながらお得に資格取得がめざせるため、研修の充実度と併せて確認しておきましょう。
インセンティブの有無
アウトバウンドの場合、アポイントの獲得数や商品・サービスの契約数に応じてインセンティブ(成果報酬)がつくことがあります。
基本的なトークマニュアルはありますが、自分でトーク力を磨くなど工夫をして成績を上げて収入が増えていくのは、頑張りを評価されているようでうれしいですね。
営業や接客販売の経験がある方は、経験を活かして即戦力として活躍できます。
強みを活かせる派遣会社か
多様な業界のコールセンター求人を扱っている派遣会社から特定の分野に強い派遣会社まで、派遣会社にはそれぞれ特徴があります。
自分の得意分野がある場合は、強みを活かせる派遣会社を選ぶことでキャリアアップのスピードを高めることが可能。
派遣コーディネーターも特定の業界の知見が豊富なため、的確なアドバイスをもらうことができます。
プライベート重視の場合
好きな時間に好きなだけ働くという派遣のメリットを十二分に楽しめるのがプライベート重視の働き方です。次の9点に気をつけて求人を選んでみてください。
シフトの自由度の高さ
プライベート重視ならシフトの自由度は譲れません。
突発的に休みが必要になったり、シフトを変更したりしたくなった場合に、どのくらい融通が利くかは派遣会社、コールセンターによって異なります。
とくに小さなお子さんがいる方、ご家族の介護をしている方にとっては重視したいポイントでしょう。
求人情報だけではわからない点も多いため、派遣会社のコーディネーターに確認が必要です。
また、24時間営業のコールセンターでは深夜帯のシフトも存在します。
ダブルワークのほか、昼間は夢や目標のために活動し夜に稼ぐなど、自由度の高い働き方を選べます。
土日勤務が必要か
土日が休みになるコールセンターがある一方、土日勤務歓迎というケースもあります。
一般的にサービス業や通販事業の場合は土日勤務歓迎が多いようです。
契約の際、本当は土日に休みたくても「土日OKです」と言ってしまうかもしれません。
しかし実際に働き始めてから土日に休み希望ばかりだしていると、派遣先企業から派遣会社にクレームがいき契約の更新が難しくなるほか、派遣社員としての信頼も失い、次の職場の紹介に影響がでるかもしれません。
休みたい曜日や時間が決まっている場合は、求人を選ぶ段階から重視してみてください。
契約期間を選ぶ
夏休み、冬休みといった長期休暇は子どもと一緒に過ごすため仕事を休みたいという方も多いでしょう。
その場合は幼稚園や学校に合わせて3ヶ月程度の契約を選び、期間満了後にいったん休み、長期休暇終了後に再び3ヶ月程度の契約の求人を選ぶといった働き方をすることも可能です。
また短期契約を選んでおけば、人間関係でトラブルを抱えたり業務があわなかったりしても、契約更新をしないことで簡単に辞めることが可能。
精神的な負担を最小限にして働くことができます。
短時間勤務を選ぶ
派遣の求人にはフルタイムではなく、1日3,4時間という短時間勤務の求人もあります。
介護や育児を重視したい、プライベートの予定を重視したい場合は、勤務時間が短い求人を探してみてください。
稼働時間が長いコールセンターでは、早朝だけ、夕方のみといった求人も存在します。
ただ、経験者優遇の傾向にあるため注意が必要です。
服装・髪型の自由度の高さ
コールセンターはお客様と対面しないため、服装やメイク、髪色・髪型の自由度は比較的高め。
過度なネイルでパソコン操作ができない、大きめのイヤリングがヘッドセットに引っ掛かり危険といった業務に支障がでるレベルはNGですが、自分の好きなおしゃれを楽しみたいという方にはおすすめの働き方といえるでしょう。
しかし、なかにはオフィスカジュアル推奨のコールセンターもあり、服装や髪型の自由度が低い場合もあります。
おしゃれを楽しみながら働きたい方は、事前に派遣コーディネーターに確認してみてください。
福利厚生が充実している
派遣社員の場合、派遣会社の福利厚生や休日の規則が適用されます。
給与の即日払いに対応している、働いているとポイントが貯まるなど派遣会社によって福利厚生の充実度はさまざま。
福利厚生が充実している派遣会社を選ぶとお得に働くことができます。
また交通費が時給に含まれているケースも多く、勤務地が遠い場合は損をした気分になりますね。
派遣会社の方針や求人によって交通費が別途支給されるケースもあるため、勤務地が遠い求人を選ぶ場合は交通費の扱いも要チェックです。
オフィス設備の充実度
コールセンターによっては、フロアにフリードリンクが用意されている、休憩室が複数あり気分によって選べる、フロアや休憩室がきれいなど設備に差があります。
またセキュリティの観点から窓が開けられないことも多く、空調に頼るため空気も乾燥しがち。
加湿器や空気清浄機が設置されているなどオフィス設備が充実していると快適に働くことができますね。
駅チカなど通いやすい
通勤時間が少なければ、その分プライベートに時間を割くことができます。
自宅や保育園からの距離が近い、駅チカで通いやすい、車通勤OKなど仕事内容だけでなく、コールセンターの立地も重要なポイントです。
口コミサイトは参考程度に
働いている人の生の声を知るために、口コミサイトを確認する方も多いでしょう。
しかし同じできごとでも感じ方は人それぞれであり、主観に偏った意見も多いため鵜呑みにするのはNG。
参考程度に留めておきましょう。
キャリアアップ志向、プライベート重視でも派遣会社選びが肝心
キャリアにあった求人の紹介や、職場の雰囲気をはじめとする求人情報からはわからない情報の提供など、派遣会社によってサポート度合いには差があります。
キャリアアップ志向、プライベート重視、どちらの場合でも派遣会社選びが快適な派遣ライフのカギを握ります。
求人を選ぶ際は、業務内容や時給だけでなく派遣会社のサポートも意識しみてください。
コールセンター派遣に強い派遣会社は数多くありますが、その中でも「そうキャリ!」は求人数が豊富。
全国各地の求人を扱っているため、通いやすい場所であなたにぴったりの求人を紹介することが可能です。
コールセンターに強いため、コーディネーターのアドバイスやサポートも的確と好評です。
まずは、どのような求人があるか「そうキャリ!」のサイトでチェックしてみてください。
紹介予定派遣、未経験者OK、残業なしなど詳細な条件を選択して、簡単に求人をチェックできますよ。
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