仕事と働き方にこだわりたい！ 事務派遣求人の7つのチェックポイント【前編】

派遣会社から事務派遣の紹介を受けたら、自分の目でしっかりと求人票を確認することが大切です。

就業後のミスマッチを防ぐためにも、不明点は明確にし、求人票の条件を十分理解しておきましょう。

今回は、事務派遣求人のチェックポイントを、前編・後編の2回に分けて詳しく解説します。事務派遣求人の探し方にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

事務派遣求人の7つのチェックポイント

事務派遣では、職場によって求められる人材や勤務条件が異なります。自分が納得できる職場で働くためにも、事務派遣の求人票は隅々までチェックすることが大切です。

派遣社員の場合は、派遣会社から仕事の紹介を受けることになりますが、自分の目でもしっかり求人票を確認してくださいね。

　①仕事内容とレベルが自分に合っているか

まずは自分のスキルや経験と、求人に記載されている仕事内容が見合っているかを確認しましょう。

事務派遣の場合は、電話・メール対応、来客応対、データ入力といった業務内容が求人票に記されているはずです。

仕事のレベル感は、自分より低すぎるとやりがいを感じられず、高すぎると周りについていけずに困ってしまいます。

書類作成やデータ分析が業務に含まれる場合は、求められるExcelスキルなども確認しましょう。詳しく記載されていない場合は、派遣会社から派遣先企業に問い合わせてもらうことをおすすめします。

求人票では「事務職経験2年以上」「簿記2級以上」など、応募条件が指定されているケースもあります。自分が条件に該当しているかどうかも、合わせて確認してください。

　②勤務条件に無理はないか

事務派遣の求人票には、勤務地・就業時間・派遣期間・休憩時間・休日などの勤務条件が記載されています。

仕事内容が自分に合っていても、通勤に不便な場所だと毎日ストレスを感じてしまうでしょう。すべての条件を確認した上で、無理なく働ける職場を選ぶことが大切です。

とはいえ、すべての希望を満たす職場を探すのは簡単ではありません。理想に近い職場を選ぶポイントは、勤務条件に優先順位をつけることです。

譲れない条件と妥協できる条件を明確にすると、求人票を比較する際の基準となります。

「通勤時間は30分が希望だけど、1時間までなら許容できる」「完全週休二日は譲れない」など、希望条件をひとつずつ整理してください。

最終的に優先順位が高い条件をより多く満たしており、かつ妥協できる範囲内に収まっている求人が、最も理想に近い職場となるでしょう。

　③残業はどのくらいあるか

派遣社員の場合、月（または週）の残業時間の上限を、派遣契約書で定めることになります。派遣契約書に残業時間の指定がある場合、その規定時間内であれば、基本的に残業を断ることはできません。

「残業が多くてプライベートの時間が取れない」といった悩みを抱えないためにも、応募段階で残業の有無や頻度をしっかり確認しておきましょう。

なお、求人票に「残業なし」と記載されていても、契約書に残業がある旨を定められている場合は、契約書に従うことになります。

求人票を確認したあとは、契約書の内容にも必ず目を通し、求人票と相違ないことを確認してくださいね。

　④派遣の時給と給与を理解し、月あたりの収入額を把握しているか

一般派遣の場合は多くが時給制で、求人票には「時給〇円〜〇円」といった記載があります。

就業時間と所定労働日数から、月あたりのおおよその収入額を算出し、希望収入に達しているかを確認してください。求人票によっては、モデル月収が記載されているものもあります。

なお、手取り額は、額面給与から社会保険料や税金を控除したあとの金額となります。派遣会社の社会保険に加入している場合、手取りの目安は額面給与の70〜80％です。

例として、月収が20万円の場合、手取りは14〜16万円となります。額面と合わせて、手取り額についても確認しましょう。

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事務派遣求人を探す際に、「ほかより時給が高いから」「家から近いから」といった安直な理由で職場を決めると、就業後に後悔する可能性もあります。

自分に合った事務派遣で働くためにも、求人内容はしっかり読み込み、すべての条件を確認することが大切です。

残業はあるか、希望時給を満たしているかなど、隅々までチェックしてくださいね。

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次回は、引き続き事務派遣求人のチェックポイントを紹介します！