高時給求人が増えている!?事務派遣の時給相場2022

2022年に入って企業の採用が活発化し、派遣事務の求人も増えています。派遣の事務職では、土日休みや充実した福利厚生といった魅力的な条件で、かつ未経験者歓迎の求人も多いので、飲食業や接客業から転職を希望する人も少なくありません。

当記事では、エリア別の事務派遣の時給相場と、三大都市圏の派遣事務の時給相場について解説します。
また、事務派遣で高収入を目指すポイントも紹介するので、事務職の派遣を検討している方はぜひ参考にしてください。

1.【エリア別】事務派遣の時給相場

事務派遣の時給相場は、勤務地によって差があるものの、全国平均で約1,100〜1,300円、都市部では1,500円前後です。

下表に、エリア別によるオフィスワーク・事務派遣の平均時給をまとめます。

・オフィスワーク・事務派遣の時給相場(2022年8月時点)

オフィスワーク・事務派遣の時給相場
(出典:【リクナビ派遣】関東で人材派遣の求人や派遣会社を探そう!「平均時給チェック」https://haken.rikunabi.com/conts/moneycheck_k.html

事務職には、一般事務や営業事務、貿易事務など多様な種類があり、事務職の業務内容によっても平均時給が異なります。「法務・特許事務」や「英文事務」では、時給が1,800円を超えるケースも珍しくありません。

なお、事務派遣の求人数は、2022年6月時点で関東圏は約31,000件、関東圏は8,000件となっています。2022年に入ってコロナ規制が緩和されたことにより、人材不足を感じる企業も多く、事務派遣についても引き続き需要が高まる見通しです。

2.【三大都市圏】派遣事務の時給相場

関東・東海・関西の三大都市圏における派遣の平均時給は、2022年6月時点で約1,594円となっており、過去最高を記録しています。オフィスワーク系の事務派遣は、2022年1月から1,570円前後で推移しており、2022年6月の平均時給は1,568円です。

三大都市圏全体の平均を少々下回るものの、「営業・ 販売・ サービス系」や「医療介護・ 教育系」よりも高い平均時給額となっています。

下表は、三大都市圏におけるオフィスワーク・事務派遣の職種別の平均時給額です。

三大都市圏におけるオフィスワーク・事務派遣の職種別の平均時給額
(出典:JBRC ジョブズリサーチセンター「2022年6月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】」/https://jbrc.recruit.co.jp/data/pdf/202206_haken_ver2.pdf

上記を見ると、「通訳・翻訳事務」「企画・マーケティング事務」など、職種によっては、事務職でも三大都市圏の派遣平均額を上回る高時給が期待できます。

1年前の2020年6月との比較では、ほとんどすべての事務系の職種で、平均時給が増加傾向です。中でも、事務派遣で人気が高い「データ入力事務」では、5.0%と大きな伸び率を出しており、需要が高まっていることが伺えます。

派遣全体の時給が上昇傾向にあることから、今後も事務派遣の時給は増加が期待できるでしょう。

3. 派遣事務で高収入を目指すポイント

事務職の派遣と聞くと、昇給しにくいイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、事務派遣は、地域や業界によって大きく給与が変わるため、いくつかのポイントを押さえると時給アップも可能です。

時給アップを狙うことは、事務派遣として活躍できる人材への成長にもつながり、キャリアアップにも大いに役立つでしょう。ここでは、事務職の派遣で高時給を目指す方法を紹介します。

① 業界に必要なスキルアップを目指す

事務職と言っても、金融や貿易、経理など、働く業界は多岐にわたります。一部の求人では、資格所有者を応募条件とするケースもあるものの、自主的に業界に必要な資格取得を目指すことで活躍の幅を広げられるでしょう。

各業界で働く事務職におすすめの資格を、下記に紹介します。

おすすめ資格

資格の取得によって自分の能力を客観的にアピールでき、希望する業界への派遣が叶いやすくなります。時給アップの交渉も進みやすくなるので、ぜひ資格取得を目指してください。

② 長期派遣や無期雇用派遣を利用する

事務派遣の中には単発や短期案件も多く、これらは一時的な人材不足を補うため、相場よりもやや高い時給が提示されるケースもあります。しかし、継続的に給与を受け取り、安定した生活を望む人には、長期派遣への応募がおすすめです。

1つの派遣先に長く勤めていれば、次第に責任のある仕事を任されることも増えるでしょう。このような場合、派遣担当者に相談すれば、時給アップにつながる可能性もあります。

また、無期雇用派遣であれば、給与支払いが月額ベースとなるため、毎月安定した収入を得られます。派遣会社によっては評価次第で昇給も期待できるので、高時給を目指す人は、ぜひ無期雇用派遣を検討してください。

まとめ

派遣全体の時給は2022年に入り上昇傾向にあり、三大都市圏における平均時給は過去最高となっています。事務派遣の平均時給は、全国で1,100〜1,300円前後で、都市部では1,500円以上です。通訳やマーケティングなど、業種によっては、1,800円以上の高時給案件もあります。

事務派遣で高収入を目指す場合には、業界に合った資格取得や、長期派遣・無期雇用派遣の利用がおすすめです。綜合キャリアオプションでは、キャリアアップに適した無期雇用派遣の事務職を多数取り扱っているので、事務派遣への登録を考えている方はぜひご利用ください。

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